性能・構造について

性能・構造について

STRUCTURE

デザインだけでなく性能にも
とことんこだわっています

私たちは、お客様に健康に快適に安心して暮らし続けて欲しいと考えています。
住宅の性能を大事に考え、断熱性や耐震性、どのようにしたら快適に暮らせる建物になるのかを
常に考えて、必要な住宅性能にこだわっています。

地震に強く、耐震性に優れた家づくり

◆地震に強い鉄筋入りのベタ基礎です。

鉄筋入りのベタ基礎は、地震に強いだけでなく、土の中の水分を床下に通さないので木材も長持ちします。土台と基礎を繋ぐためのボルトもしっかりと埋め込んだ基礎巾15センチの基礎。

外周部には、基礎コンクリートからの熱の進入を防ぐ役割をしてくれる、厚さ50ミリの寒冷地で採用されている『基礎断熱材』を取付けます。床下の温度が外気の影響を受けにくく、室内環境に近いため、冷暖房効率が高まります。基礎断熱工法は、床下空間も室内空間と同様と考え、温度を保つので、床下環境が改善され木材の腐朽を防止できる利点があります。

◆構造パネルを使った地震に強い安全構造です。

パネル工法といえば、通常は、壁倍率2.5倍のパネルが多く使われていますが、林工務店のパネルは壁倍率2.9倍！国土交通大臣認定を取得した9ｍｍパーティクルボードの構造用耐力面材を使用しています。
“壁倍率”とは、壁の強さを表した数字です。壁倍率が大きいほど、耐力の大きな壁ということです。

このパネルを壁全面に施工するので、筋交いと違って、左右上下、どちらの外力に対しても威力を発揮します。

耐震性が高く、耐震等級３相当の地震や台風に強い家をつくることができます。

また、耐力面材を全面に貼ることで断熱性と気密性が高くなります。

地震や台風のとき、在来軸組工法は、外力が柱や筋交いに集中するため、建物にかかる負荷が大きいです。
一方、パネル工法は、外壁面全体にパネルを貼り、柱、土台、梁を１枚のパネルでつなぎ、１つの箱のようになります。地震等の強い力を面全体で受け止め、面全体に外力が分散するため、地震などの横揺れに強い家にすることができます。

地盤調査を全棟実施しています。

基礎や建物の構造がどんなに丈夫でも、土地そのものの地盤が弱ければ意味がありません。
建物をつくる前の段階で地盤について調査します。
地盤調査の結果、地盤改良が必要な場合は地盤改良工事を行います。

スウェーデン式サウンディング試験
地盤改良工事

冬は暖かく、夏は涼しい魔法瓶のような断熱性の高い家

◆発泡ウレタン吹付け断熱

断熱材もいろいろありますが、『隙間なく』施工されていなければ効果は落ちてしまいます。
発泡ウレタン吹付け断熱は、直接断熱材を吹き付け、隙間なくぴったりと施工できます。
外壁面内部、内部の屋根裏まで隙間なく吹き付け、夏の暑さ、冬の寒さを防いでいます。
◆外反射断熱シート

赤外線を反射するという高い遮熱性がある特殊な外反射断熱シートですっぽり家全体を包み込みます。
夏は、屋外からの熱を反射して遮熱するので室内が涼しくなります。
冬は、逆に室内の熱を外へ逃がさないので室内が暖かくなります。

赤外線を反射する特殊な外反射断熱シートですっぽり家全体を包み込み、さらに、内部は発泡ウレタンを吹き付けることで、夏は涼しく冬は暖かい魔法瓶のような家になります。

◆樹脂窓（樹脂サッシ＋Low-Eペアガラス）

住まいの中で、熱の出入りが一番多いが「窓」です。
結露しにくい「高断熱樹脂サッシ」と断熱性が高い「Low-Eガラス」の樹脂窓を標準採用。窓は、樹脂窓が最高の断熱性です。

樹脂の熱の伝わりは、アルミの約1,400分の1。室内外の温度差で生じる結露を大幅に軽減します。
ガラスはペアガラスより高性能のLow-e複層ガラスです。2枚のガラスの中空層とガラス内側の金属コーティングにより熱の伝わりを軽減します。
そして、網戸はお手入れ簡単なクリアネットです。

樹脂窓にすることで、光熱費削減などの省エネやヒートショック対策や熱中症対策、お住まいになるご家族が健康で長生きできる家を実現します。

室温と湿度を調節し、きれいな空気で健康を支援する家

◆24時間全熱交換型換気システム

林工務店は、室内空気の質にこだわっています。24時間全熱交換型換気システム（第一種換気）を設置することにより、人にも家にも、より健康的な換気を実現しています。熱交換とは、冷暖房で快適な温度に保たれた室温を回収しながら空気を入れ替えます。

一生、毎日過ごす我が家。そんな我が家の室内の空気は、花粉やPM2.5、ハウスダスト、ホコリなどで汚染されています。近年の住宅の「気密・断熱化」によって室内環境が変化した結果、子供のぜんそくが増えるなど健康被害も増えています。

この換気システムは、2時間に1回、汚染された室内の空気を外部から取り入れた新鮮な空気と入れ替えます。標準装備の給気フィルターが外部の汚れをシャットアウト。2層構造の高性能フィルターにより、屋外の花粉を99.8％、2.5㎛の微粒子を98%除去したキレイな空気を室内に取り込みます。室内に入ってしまう前に2.5㎛の微粒子を除去するので、室内に入ってしまった微粒子をとる空気清浄機よりも効率的です。

ホコリ・花粉・臭気は床面に溜まりやすいのですが、従来の壁や天井にガラリが設置されている換気システムだと床面に溜まったものを、人が呼吸をしている空間まで巻き上げてしまいます。林工務店の換気システムは床面に溜まったものを巻き上げずに排気する「床面排気」を採用しています。

1日に12回家中の空気を入れ替え、それを24時間365日動き続ける24時間換気システム。そのフィルターは当然汚れます。汚れたフィルターをそのままにしていては、性能はどんどん低下していってしまいます。では24時間換気システムのメンテナンスは誰がするのでしょう。それはお客様自身がされることになりますので、大切なのはメンテナンスのしやすさ。脚立や特殊な工具を使わなくても、お子様や女性でも簡単にメンテナンス出来るようなシステムです。

冬に温めた空気を排気するとき、そのままでは熱や湿気もそのまま捨ててしまうことになります。そうすると室内には外の冷たく乾燥した空気がそのまま室内に入ってくることになり、ヒヤッと感を感じてしまいます。この換気システムは、排気する空気から熱を80％取り戻す熱交換型換気システムです。

換気の際に捨てられてしまう室内の暖かさや涼しさを再利用（熱回収）するので、夏はエアコン、冬は暖房等を使用していただくことで、省エネ効果もあります。冬には室内の排気から水蒸気を回収して室内に戻すので、室内の乾燥防止にもなります。